初期症状がわかり辛いので疑わしい時は肺がんの検査を早めに受けるようにしましょう。郵送で可能なスクリーニング検査などもあります。
手軽に出来る肺がん喀痰細胞診キットの詳細はこちら
喀痰細胞診は、肺がんの中の「扁平上皮がん」の早期発見を目的としています。喫煙者や、家族に喫煙者がいる場合は有効です。肺がんのスクリーニング検査としては、他の肺がんも調べるために胸部X線写真もお受けになることをお勧めします。
【肺がんのステージ】
Ⅰ期:3cm以下のがんが肺内にとどまり、どこにも転移が認められない(手術後5年生存率70%)
Ⅱ期:転移が肺門部のリンパ節まででとどまっているもの(手術後5年生存率50%)
ⅢA期:縦隔という心臓や食道に近いリンパ節や胸壁に、病変が進行したもの(手術後5年生存率25%)
ⅢB期:縦隔や胸膜に転移して胸水がたまったり、首の付け根のリンパ節などに転移したもの(放射線療法と化学療法の合併療法後5年生存率15~20%)
Ⅳ期:脳、肝臓、骨、副腎など肺と離れた場所にがんの転移(遠隔転移)が見られるもの(化学療法後1年生存率50~60%)
肺ガンの早期発見には類似疾患の初期症状や検査などでも、明確にしていくことが必要です。肺炎・気管支炎・気管支拡張症・気管支喘息・COPD慢性閉塞性肺疾患・器質化肺炎・結核腫・肺クリプトコッカス症などの病気があります。
【造影レントゲン】:血管から造影剤を注射して血管を見えやすくしたX線検査です。太い動脈や静脈から管(カテーテルといいます)を入れて大量の造影剤を注入する、一般的に言われる血管造影と、造影剤を点滴する方法があります。
【胸部エックス線】:肺の中心や入り口部分の大きな病変や異常を発見するのに適していますが、気管支や肺の末端部分の小さな病変は見つけにくい検査です。
【胸部CT・造影CT】:所要時間も短く、苦痛もありません。病変の場所や形、広がりを見るのに適した検査で、異常な影の特徴や発生部位を正確に診断するために行います。肺がんの診断での造影CTの最大の目的はリンパ節転移の確認です。肺以外の別の臓器への転移を探すときも造影剤を使わないとわかり辛いことが多く、アレルギーがない限り必須の検査法です。検査部位をらせん状にスキャンすることで病変をくまなく拾い上げます。従来の胸部X線撮影では発見しにくかった微小な早期肺がんや、心臓、肋骨などの影に隠れた病変が発見できます。
【細胞診断】:痰の中のがん細胞を調べる検査で、朝起きたときの3日分の痰を検査するのが一般的な方法です
何度も言うように肺ガンの初期症状は殆どありませんが、咳、血痰、微熱、胸痛などの症状が出る場合があります。しかし増殖スピードが速く、発見された時点で既に他臓器へ転移しているなど、転移し易い厄介な癌です。煙草を吸われる方や以前は吸っていた方、受動喫煙が気になる方などで、特に50歳を過ぎている場合には検査を受ける事をオススメします。

