不眠症

不眠症についていろいろ紹介します ひとくくりに“不眠症”といっても、実はさまざまな原因があります

不眠症の3つの原因

身体的な原因による不眠症は、体にかゆみや痛みをともなう病気によって、なかなか寝付けなかったり、夜中などに目が覚めてしまうのが原因の不眠症です。

精神医学的な原因による不眠症には、うつ状態やうつ病による不眠症で、きわめて重要なものです。
うつ病による不眠症の特徴は、朝早くに目が覚めてしまうものが多いのですが、中高年によくあるイライラやあせり、不安といったものが強いうつ病は、寝つきが悪くなることもあります。
また、不眠症には、うつ病だけではなく、躁病や精神分裂症などといった精神疾患にも必ずといっていいほどあらわれる症状なのです。
しかもこの場合の不眠症は、初期段階の症状として発生することが多いといわれています。

薬理学的な原因による不眠症は、いろんな薬剤がもとで不眠症になるもので、コーヒーやお茶に含まれるカフェインや、タバコに含まれるニコチンも原因となることがあります。
人によっては睡眠薬の代わりといって、寝る前にお酒を飲んだりします。
けれども、これは逆に不眠症の原因になる可能性があります。
アルコールを寝る前に飲むと、寝つきがよくなると思いがちですが、実は眠りが浅くなって、目が覚めやすくなるのです。

また、お酒や睡眠薬を長い期間常用することで、依存がおきたり、薬の効果がだんだん弱くなる耐性が生じてしまう危険性があります。
これらを急にやめたり中断すると、禁断症状として強い不眠症がおきてしまうのです。

さらに、お年寄りはさまざまな薬を服用している場合があります。
お年寄りが不眠症に悩まされている場合は、飲んでいる薬があるか、飲んでいるときはそれがどのような薬なのかをしっかりと調べることが大切です。

不眠症の心理的、生理的原因

不眠症にはさまざまな原因があるのですが、診断分類として5つに分けられています。
それは、生理学的な原因による不眠症、心理学的な原因による不眠症、身体的な原因による不眠症、精神医学的な原因による不眠症、薬理学的な原因による不眠症の5つです。

生理学的な原因による不眠症は、シフト勤務によって不規則な生活になったり、海外出張などで時差ボケになったりすることが原因の不眠症が主なものです。
また、お年寄りの睡眠の変化による不眠症もこれに分類されます。

次に、心理学的な原因による不眠症ですが、これは、生活における大きな変化やストレスによって起こる不眠症です。
これが原因でおきる不眠が、3週間以内でおさまるものは短気の不眠症、3週間以上続くのは不眠症でも長期のものとされています。
この長期の不眠症が、いわゆる一般的にいわれるところの「不眠症」とだいたい同じものなのです。
この「不眠症」は、持続性精神生理学的不眠または神経性不眠といわれているものです。


不眠症について

不眠症にはいろいろなものがあって、ただ単に“眠れない病気”とするのは早まった考えといえます。
年と取るとともにすすむ不眠症や、シフト勤務のせいでおきる不眠症、また体がかゆい痛いといったことが原因の不眠症など、さまざまな原因があるのです。

アメリカでは年間70万人もの人が不眠症にかかり悩まされているといわれています。
現在、日本では全国的に調査がされていないので、不眠症を患っている人の数が正確にはわからないのが残念なところです。
けれども、あるクリニックの不眠症患者の数の推移をみてみると、不眠症の人が年々増えている傾向にあるようです。

不眠症にはさまざまな原因があり、それらにさらにいろんな要因がプラスされていることが多いといわれています。
また、お年寄りになるほど不眠症に悩まされる数も多くなります。
年を取ることによる生理的な変化のひとつとして、体のリズムが変化したり、睡眠そのものが変化したりすることが不眠症の原因だといわれているのです。

老人では深い睡眠がだんだん少なくなって、睡眠が浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまうようになります。そのため昼寝をするようになるのです。
また、老人の体内時計はしだいに針が前にすすんでいくとされています。
そのせいで、お年寄りは早寝早起きになるといわれています。
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