認知症の症状と介護

認知症の症状と介護について。 認知症の症状や介護では、本人もですが介護者にも大きな負担がかかります。 認知症の症状による介護負担で参らないためには。

認知症の介護

認知症の介護は、どんなものでしょう。

認知症の症状が出た場合、どのように介護すればいいのでしょうか。

認知症の介護でまず必ずしておいて欲しいのは、介護保険の申請です。


介護保険は、主治医からケアマネジャーに情報が行くことや、ご自分で包括支援センターや役所に問い合わせることで、申請できます。

認知症の場合は、やや介護度が高めに出ることがあり、使えるサービス(介護保険が出る枠)が多くなる傾向があります。


認知症の介護では、介護者だけで抱え込まず、介護保険を使ったり、回りの人を巻き込んだりして、一緒に問題を解決していくことが大切です。


特に、団塊の世代、特に男性では認知症を妻が発症してしまったら、在宅生活において、全てを自分でしょってしまい、その結果、介護生活が破綻してしまうことが非常に多いといわれています。


認知症の本人も、症状が別に強いわけではないのに、介護者が振り回されてへとへとになるということも、抱え込みの事例ではよくみられます。


上手に介護保険を使って「楽」をすることも、認知症の介護には必要となります。


認知症の介護に疲れて自殺する方や、殺人を犯してしまう事件が、悲しいですが未だにあります。


これをお読みになった方には、是非、介護保険を使って、適度に「楽」をしながら介護をして欲しいです。


※介護保険には年齢制限がありますが、福祉などのサービスも同様に使えます。どうか、一人で悩まないで、少なくとも公的な機関には相談してください。

認知症の症状

認知症の症状とは、どんなものでしょうか。

認知症の症状で主なものは、物忘れ見当識障害(けんとうしきしょうがい)理解力・計算力の低下認知障害の大きく4つにわかれます。




物忘れとは、認知症でなくとも高齢になればなるほどでてくる症状で、これだけでは認知症といえないことがありますので、注意が必要です。具体的な症状としては、

・何をしにこの部屋に来たか忘れる
・朝ごはんのメニューを忘れる
・朝ごはんを食べたこと自体を忘れる

こういった症状です。

認知症でなくとも3日前、1週間前の夕食のメニューを覚えている人はまれです。ですので、認知症とあわてずに、他の症状がないかを観察してください。



見当識障害(けんとうしきしょうがい)とは、今いる場所や曜日、時間の感覚が分からなくなることです。具体的な症状として、

・自宅を病院という
・夜なのに仕事にいくような素振りを見せる
・今の年齢をものすごく若く答える

こういった症状があれば、認知症をうたがってみる必要があります。



理解力・計算力の低下は、そのままの意味です。具体的な症状としては、

・お釣りの計算ができなくなる
・リモコンやFAXといった少し高度な家電機器が使えなくなる
・非論理的な話をする

こういったものがあてはまります。



認知症の症状として認知障害は、以下のものが具体的に当てはまります。

・孫と息子を間違えて、指摘しても平気
・熱があるのに裸で外出をするなど、常識では考えられない判断をする




認知症の症状は、これらの症状が少しずつ複雑に絡み合ったものが多いです。これらの症状がみられたら、まずは神経内科の受診をしてみたり、相談してみたりすることが大切です。

認知症の症状を悪化させないために重要なことは、相手の間違いを否定しないことです。

認知症の本人は、認知症と思っていなかったり、症状により自分が以前できたことができなくなった、などと認知すると、自分を、「認知症になってしまった」「恥ずかしい」「間違ってしまった」「失敗してしまった」という苦痛から守るために、より認知症状を強くする場合があるからです。
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