骨肉腫のはっきりとした原因は今の所解明されていません。日本では1年間に約150人から200人の患者が報告されているようです。
骨肉腫からの生還
成長期に発症する確立が高く、本人や家族が成長痛と勘違いしてしまうケースが後を絶ちません。残念ながら骨肉腫は10代の子供が半数近くを占める病気です。
手足の骨の関節に近いところから初期症状が始まります。初期の状態だと肉腫が骨にとどまっているため自覚症状が無い場合が多くなります。全身の骨に発生するという多発例もあるようですが、まれな症例です。腫瘍の増大に伴い、がん細胞が血管に入り込み、特に肺に到達して腫瘤を生成してしまいます。腫瘍が大きくなってくると、関節も曲げづらくなります。症状が進行して骨の外側にまで成長すると、骨髄が圧迫されたり骨折しそうになり、痛みを感じるようになります。
初期症状は痛みから始まって、次第に患部が腫れてくるというものです。激しい運動時にだけ痛みを感じる患者もいるようです。骨肉腫が進行してしまうと、日常生活でも痛みを感じ、ガン細胞が発生している患部が腫れて熱を持つようになります。子供の場合が多いので痛みを我慢して骨肉腫の発見は遅れがちなのが現状です。気づいた時点で転移してしまっている場合があり注意が必要です。生命に関わりますので親が注意しておく必要があります。進行した骨肉腫は患部が腫れあがり、肺やリンパ節への転移が多くなっています。
X線検査、血液検査、MRI検査、CT検査で骨肉腫を判断します。初期症状に限らず進行度や病気の広がりなど診断することになります。組織を採取して顕微鏡を使って調べ、治療方法などを決定します。
骨肉腫では、遺伝による発祥例は認められていません。兄弟や親子での発生も殆どありません。
