振袖 着付け

着付けについて。卒業式や成人式、七五三などで、袴や振袖などの着物を気付けする際の美容師側から見た注意点をご紹介します。また、日本全国の着付けができる美容院の紹介も。

振袖 着付け1

美容院で美容師として長年仕事を続けていた私ですが、十数年勤務した2店どちらも美容院内での着付けが可能な店でした。

今は昔と違い着物を着る人も少なく、着付けを受け付けないカットハウスも沢山ありますし、美容院で着付けを頼みたい方は下調べをした方がよいです。



美容院に着付けをして貰う場合、自前の着物を着るならば一式を店に持参しなければいけません。着付けして貰う日の2日から3日前には持っていきましょう。もし用意で足りない物があれば事前なら間に合います。

準備物はまず着物ですね着物は新品のものならしつけ糸が通ったままなので、抜いておきましょう。



次に店にもありますが、着物用のハンガーもあれば持参しましょう。

着物用のハンガーは洋服のハンガーとは全く違った形で、振袖や訪問着など袖の長さに対応して伸縮するスティック状の特殊な形のハンガーです。

成人式結婚式など、10人以上の着付けを一気に集中して行う時は店のハンガーも足りなくなるので、店側も助かります。



そして着物の下に着る肌に優しいガーゼ肌着、そして長じゅばんですが、これは着物が正絹やウールならばどの素材でも良いのですが、ポリエステルの着物の場合は静電気防止の為に、シルク素材の長じゅばんにしましょう。

着物は往々にして寒い時期に着ますね。空気が乾燥する季節は静電気を起こす素材同士だと素肌に良くありません。

特にポリエステルやナイロン生地は静電気を発生しやすいので着合わせを考えた方が良いです。一番相性が悪いのはポリエステルの着物にポリエステルの長じゅばんです。

それを頭に入れて着物とおじゅばん選びも考えましょう。結果、一番良いのは着物もおじゅばんもシルク素材が安心です。

振袖 着付け2

美容院で振袖を初めて着付けて貰う機会と言えば、卒業式が最も多いと思います。

振袖とは、袖が現在の様に長いものではなく、昔は袖付けが短い着物全部の意味を表したものだったようです。現代の振袖は卒業式や成人式、結婚式に未婚女性が着るフォーマルな装いの着物とされて華やかな印象の礼装ですね。



振袖にも袖の丈に種類があって、大振袖と中振袖、そして小振袖に分かれており、多くは無難な長さの中振袖を着ます。

振袖によっては、結婚後に訪問着などで活用できる様に袖を切って仕立て直しができて、柄にも気遣った着物があります。

振袖は未婚者しか着ることができない由来があるので、結婚後"タンスのこやし"にするのは余りにも、もったいないですよね。

ですから、初めて振袖を購入する場合は、長年着ることができる仕様になっている柄などを選ぶのもコツだと思います。呉服屋の店員さんに詳しく聞いてみると良いでしょう。

振袖 着付け3

美容院で勤務している時卒業式や成人式で、総金糸の織り込んだ振袖を着付けて欲しいと持参した女性がいました。

金糸が多い着物は超豪華に見えますが、美容院で着付ける時に感じた一番は"硬くて重い"感触でしたね。

母娘が一緒に呉服屋で気に入って仕立てて貰ったみたいですが、他の着物からすると派手さや豪華さでは見栄えしますが、色んな振袖を見てきた私個人としては品を考えてもどうか、と思います。

金糸が沢山織り込まれている物は着る本人も重いでしょうし、動く度にバリッと言う音が微かにする程、肌触りも他の正絹の着物と比べると良くなかったですね。

それぞれの好みなので自由なのですが、高価な着物を長く着たいと思うならば余り派手過ぎない柄や色合いを選ぶのも一つの考え方だと思いますね。

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