鉄欠乏性貧血は女性に起こりやすい病気

"食事から摂取する鉄分の不足があると鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。また、鉄欠乏性貧血という病気は急激に進行するのではなく、徐々に進むタイプの病気であるため身体の方が貧血の状態に慣れてしまい気付くのが遅れるということもよくあります。通常であれば、身体の中に蓄えられた鉄分で補うことができますが、鉄分の不足が続くと鉄欠乏性貧血を起こします。

いろいろとある貧血の中で最も良く見られるもので特別な病気というわけではありません。しかし、常に鉄分が不足した状態が続き、肌が青白い、身体のだるさ、動悸、息切れ、集中力の低下など、身体にさまざまな変調が現れた場合には放置せずに病院を受診する必要があります。鉄欠乏性貧血は、男性に比べて女性のほうに起こりやすい病気です。

鉄欠乏性貧血という病気は特別に珍しい病気というわけではなく、女性で月経時に起こるだけなど軽いものであればすぐ治療が必要になるものでもないようです。現代では、無理なダイエットや偏った食事を続けている女性も多く、鉄欠乏性貧血が治りにくいという人も増えています。

女性には毎月、定期的に出血の起こる月経というものがあるため男性よりも鉄を失いやすいという状況にあります。"

低血圧症は女性に多い病気

"低血圧症も男性よりも女性のほうに多い病気の一つです。低血圧症のほとんどは本態性低血圧であるといわれ、多くは遺伝的な要素で起こると考えられています。低血圧という病気には、原因となるような病気がない本態性低血圧症と心臓、血管の病気、内分泌疾患、癌、など原因がはっきりしている続発性低血圧症があります。

体質的な低血圧の治療には、薬などを使うのではなく規則正しい生活、バランスのよい食事、適度な運動を取り入れ、ストレスをためない気持ちにゆとりのある生活を心がけるといいでしょう。女性に起こりやすい低血圧症を改善するには、良質なタンパク質や野菜、豆製品などのさまざまな食材をバランスよく摂取することが有効だといわれています。

特に低血圧症に効果のあるものとしては、納豆、ホタテの貝柱、いわしの丸干しなどがあります。最大血圧が100mmHg以下の場合に低血圧症といわれますが、本態性低血圧症で特に身体に不快な症状などが出ていない場合には余り心配は要りません。

低血圧症は体質の弱い、若い女性によくみられる病気です。また、ストレスや栄養不足、不規則な生活、女性ホルモンのアンバランスなども低血圧症を起こす原因と考えられています。"

女性の病気の卵巣のう腫

"子宮内膜が卵巣の中で増殖して起こすものをチョコレートのう腫といい、30~40代の女性の発症が多いといわれています。卵巣は女性の身体の中でも特に腫瘍ができやすい臓器だといわれています。自覚症状の現れにくい卵巣のう腫ですが、のう腫がこぶし大になると下腹部のふくらみや圧迫感、痛みなどを感じるようになります。

卵巣は病気が発生しても症状が現れにくく、自覚症状も感じにくい臓器のため、痛みや違和感などの症状が出てみつかるよりは、検診の際に偶然発見されることも多いようです。卵巣に起こる病気で一番多いものが、良性腫瘍の卵巣のう腫です。

卵巣のう腫は2~3センチ程度の小さいものであれば手術を行わず経過観察という方法がとられますが、5センチを超えるほどの大きさになってくると、卵巣が茎捻転を起こしたり、破裂したりというリスクが高まるため手術の対象となってきます。卵巣のう腫は、中に入っているものによっていくつかに分類されます。卵巣のう腫という病気は10代の女性にも、更年期の女性にも起こる可能性のある病気なので、幅広い年代で注意が必要となります。

時には下腹部痛よりも腰痛として症状が現れてくることもあるので、腰の病気と間違えないように注意が必要です。その他、袋の中に髪の毛や歯などが入って起こる類皮のう腫(奇形腫)やさらさらとした液体が溜まる漿液性のう腫、ドロドロとした粘液の溜まる粘液性のう腫などがあります。"
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