女性の乳がんと間違えやすい病気

"乳がんと間違えやすい病気の乳腺症は、乳腺に起こる病気のなかで最も多いものです。しかし、乳がんであるか、乳腺症であるかを自分で判断するのは難しいため、気になるしこりを見つけたときには一度病院を受診してみるといいでしょう。乳腺症という病気は、30~40歳で授乳経験のない女性や未婚の女性に多く見られ、エストロゲンが過剰に分泌されていることが原因で起こるのではないかといわれています。

しこりができたり、乳首から分泌物がでたり、乳房がひきつれたりという、女性の乳がんに似た症状が出る乳房の病気はいくつもあります。また、乳腺症は生理の前にしこりの痛みが強くなるという特徴があります。

乳腺症の症状も乳房に乳がんのようなしこりを作りますが、乳がんとは違いしこりに痛みを伴うことが多いようです。それ以外の女性の乳がんと間違えやすい病気には、若い女性に多い良性の腫瘍の乳腺線維線腫や同じく若い女性に多い乳腺葉状腫瘍などもあります。

乳腺葉状腫瘍は良性の腫瘍ではありますが、なかには悪性化するものもあるので、患部を取り除く切除手術が行われます。乳腺症は乳がんとは違い良性のものなので、特に治療の必要もなく心配なものではありません。"

女性に多い病気の手根管症候群

"男性に比べて女性が発症する割合の高い手根管症候群は、閉経期の女性に多く見られる病気であるため、発病には女性ホルモンの働きも関与していると言われています。その他、手根管症候群を起こす原因として、パソコンをよく使う仕事をしていたり、子育てで子どもを抱っこしたり、おんぶしたりという手首を酷使することなどもあります。手根管症候群の主な症状は、手指の痺れ、感覚異常で症状は夜間に多く現れます。

手根管症候群は、手首を通る正中神経が圧迫を受けることによって起こる病気です。手根管症候群の病気を悪化させないためには、手首を伸ばし過ぎないこと、正中神経を圧迫しないこと、パソコンを使う際にはキーボードを適切な位置に調節するなど手首に負担をかけないような工夫が大切でしょう。

同じように、女性ホルモンのバランスが変わる妊娠や出産の時期にも手根管症候群の症状が現れやすいといわれていますが、ホルモンバランスが元に戻る出産後には症状が改善されていくこともあります。

手根管症候群という病気は、婦人科系ではなく整形外科的な病気ではありますが、女性に多く発症するという特徴があります。症状がひどくなると、物をつまんだり、物を盛ったりと言う動作ができにくくなります。"

女性に多い甲状腺の病気

"甲状腺の機能亢進によって起こるバセドウ病は女性に多いといわれている病気で、男性よりも女性のほうが5倍も患者が多いという特徴があります。最近、結婚を発表した女性歌手の絢香さんもこの病気にかかっており、治療に専念するため歌手活動を停止するようです。

バセドウ病の治療では、薬物療法が治療の第一選択になります。過剰に分泌されている甲状腺ホルモンの分泌を押さえ、甲状腺の働きを正常に戻すことで普通に日常生活を送ることができるのです。また、精神的な症状としてイライラしたり、不眠、落ち着きがなくなるといった事が起こります。

抗甲状腺薬は妊娠、授乳中の女性でも服用ができるものになっています。バセドウ病といえば眼球突出という症状を思い浮かべる人もいるでしょうが、眼球突出が起こるのはバセドウ病にかかっている人の約3割程度だといわれています。バセドウ病という病気にかかると、治らない、子どもが望めないという間違った認識を持っている人も多くいるようですが、正しい治療を受けることで治す事ができる病気です。

バセドウ病の治療法には、薬物療法、手術療法、アイソトープ療法の3つがあります。バセドウ病という病気は甲状腺の特異な自己免疫疾患の一つで、身体的には頻脈、多汗、微熱、月経不順、不妊などの症状が現れます。"
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