発毛

頭髪が薄くなったり若ハゲで悩む人が以前に比べて多くなってきています。 それに従い発毛剤や育毛剤などの商品、サロンや専門医などその悩みを解決する商売も盛んです。 一般的に薄毛は遺伝的なものと考えられていますが、それ以外にストレスや精神疾患、私たちを取り巻く環境や食品なども原因としてあるようです。花粉症やアレルギー性鼻炎の方が近年増えていることなどから、人間の機能自体が衰えていっているのかもしれません。発毛の手当ては、まず健康な体づくりから始めたいものです。

発毛改善


抜け落ちた髪の毛を観察することは、発毛や育毛の手当てを考える上での参考になります。
抜け毛の症状によってご自分の頭髪の現状がどのような状態であるか判断するための手助けとします。

(1) 抜け毛の本数
1日の抜け毛の本数は、頭皮の状態や健康状態によって個人差があるものの、平均的して約50本程度と言われています。
但し、この数字はあくまでも平均値です。1日30本の抜け毛でも抜け毛が進行していて危ない場合もありますし、例え70本抜けていてもそれほど心配しなくても良い場合もあるのです。
これは寿命を終えた髪の毛が自然に脱毛するという状態であれば問題ないと言うことです。その本数だけでは判断できません。

(2) 抜け毛の太さ
抜け落ちた髪の毛の太さの違いが大きい程、髪の毛自体にも生命力がなく、頭皮も弱ってきています。
又、その中に細い毛が多いほど頭皮は弱っており、次に発毛してくる髪の毛も抜け落ちた毛以上に細いものになってゆきます。
この様な状態が続くと次第に透けて見えるようになり頭髪全体が薄くなってきたと感じることになります。

(3) 抜け毛の量の変化
以前は50本程抜け毛があったが、現在は1日2、30本になった、と言う場合、通常良くなったと判断しがちですが断定はできません。
●発毛の手当てにより頭皮や髪の毛の状態が良くなった為、抜け毛が少なくなった。
●抜け毛が慢性的になって進行した為、抜ける髪の毛が少なくなった。
という2通りのことがあり得ます。

しっかりした髪の毛を発毛させる為にはまず自分の状態を良く観察し、それを基に適切な手当てを施した方が改善への近道となります。

発毛の知識


発毛に関する誤った考えを改め、正しい知識を身につけましょう。

(1) 増毛の仕組み
発毛や育毛の手当ての効果というものは短期では現れないので、「増毛」を考える方も多いと思います。
増毛の意味は、頭皮に残っている髪の毛の毛根部分に人工の毛を植えることです。
人工の毛を装着した毛根に生えている髪の毛が伸びてくると、装着部分も上に押し上げられてきますので、そのままでは不具合が生じてしまいます。従って、定期的なチェックと装着し直しが必要になりますから、最初の金額以外に必ず維持費というものがかかります。
そのことを踏まえて、良く検討してから実施するかどうかを判断して下さい。

(2) 毛が長いと抜けやすいのでしょうか?
髪の毛が長いと言うだけで抜けやすくなることはありません。
但し、いつもきつく束ねるなどして頭髪に引っ張る力が働いている状態では、毛根や頭皮にもあまり良くはありません。
適度なブラッシングは必要なことですが、あまり過度に行うようだと髪の毛を痛めるので注意が必要でしょう。

(3) 海藻は髪の毛に良いの?
海藻類に豊富に含まれるミネラル、ビタミン、カロチンという成分は髪の毛に効果のあるものです。
但し、髪の毛に良いとばかりに偏って摂取するのは考えものです。髪の毛に届けられる栄養は、体の中を循環し最後に運ばれますので、バランスの良い食事を摂り、健康を増進することの方が髪の毛には良いのではないでしょうか?

(4) 円形脱毛症はストレスが原因?
近頃のストレスの掛かりやすい世の中では、精神的にも体力的にもかかる負担が大きく、髪の毛にも良くありません。
円形脱毛症とは、突然頭部に円形の脱毛が発生することです。ストレスが原因とされていますが、それだけでは無いようです。今のところ完全には解明されていません。

シャンプーのやり方


清潔な頭皮や髪の毛を維持するためには、正しい洗髪方法で洗うことが、とても大切なことのひとつです。
シャンプー剤は、自分に肌に合った、皮脂を落とし過ぎないタイプのものを選びましょう。爪を立てて洗うと頭皮を傷めるので、指の腹の部分で頭皮を軽くマッサージしながら洗っていきましょう。
頭皮に意識を集中させて、髪の毛そのものを洗うと言うより頭皮を洗う様に洗います。

1度で強く洗うよりも、軽く2度洗いする方が良いでしょう。
髪の毛、頭皮を良くすすいだ後に、シャンプー剤を1回目の約半分の量を使い、同じ要領で洗髪します。

すすぎは大切です。シャンプー剤が頭皮に残ってしまうと毛穴が詰まり、頭皮のかぶれや肌荒れの原因になりますので、しつこい位にすすぐ必要があります。頭皮のかぶれは、脱毛の進行の元です。
シャンプーの後に使用するリンスやトリートメントのすすぎは、シャンプーよりさらに丁寧に行って下さい。

髪の毛を濡らしたまま放置するのも良くありません。すぐにタオルで拭き取って下さい。
濡らしたままでいると、少しの摩擦でも髪の毛に負担がかかってしまいます。

但し、タオルでゴシゴシ拭いたりすると髪の毛を痛めるので、タオルで頭髪を挟んで水気を取る様にします。

タオルで拭いても髪の毛が乾かないのであれば、ドライヤーを使用して乾かします。
ドライヤーは髪の毛から15センチ以上離して風を送ると共に、同じ所に留まることは避けましょう。
頭皮にはある程度の水気が必要ですから乾燥させすぎないように注意してください。
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