歯磨き粉と歯磨きの方法

正しい歯磨きの方法ってご存知ですか? 歯科医によっても研磨剤の入っている歯磨き粉で磨いてはいけないと言う人もいれば、フッ素入りなど歯磨き粉を使いなさいという人もいますね。 またハミガキには虫歯・歯周病予防から知覚過敏用、ホワイトニングのように歯の美白を目的にしたものまで多様な種類があります。 このサイトでは歯磨きの方法と歯磨き粉を中心に歯の健康について記していきたいと思います。

研磨剤成分(清掃剤・基剤)

歯磨き粉(歯磨き剤)に処方されている研磨剤成分は、歯や歯ぐきに付着・沈着した食べかす、歯垢やステイン汚れと呼ばれる着色性沈着物などを磨き落とすためのものです。

また、いわゆる練り歯磨きとしてペースト状に仕上げるための基剤・増量剤としても処方されます。

歯磨き粉の箱やチューブの成分記載では“清掃剤”とか“基剤”の位置づけで掲載されています。

歯を削るというマイナスイメージからか“研磨剤”という表示は、同じ成分を配合していても少数派です。



素材としては、炭酸カルシウム系・リン酸カルシウム系・シリカ系・水酸化アルミニウム系の4つが代表的です。

他には重炭酸ナトリウム(重曹)や炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイトなどが知られています。

一般にひとつの歯磨き粉には、複数の研磨剤成分が組合せて処方されていますが、最近市販されている歯磨き粉をみると炭酸カルシウム系とシリカ系ベースのものが多いように感じています。


花王のクリアクリーンは、CMでお馴染みの「歯を磨きながら砕ける“ミクロクラッシュ顆粒”」というもので清掃効果を高めていますよね。

詳しい成分は知る由もありませんが、清掃機能を高める目的で、先に挙げた研磨剤成分のいくつかをベースに作られた複合素材と思われる例です。



リン酸カルシウム系(主に、リン酸水素カルシウム)は、歯自体そのものの成分構成と同じなので、歯磨き粉として歯を磨いた時に口の中で粉っぽさや異物感を感じにくい素材だと聞いた事があります。

他の配合成分にもよりますが、リン酸カルシウム系ベースだと歯磨き粉に処方したフレーバーそのものの味が出せるため、香味設計が容易なのだそうです。


10年以上の昔には、有名ブランド歯磨きの裏書にも“リン酸水素カルシウム”の文字をよく見たように記憶していますが、最近は炭酸カルシウム系に置き替わってしまったものが多いように思います。



カルシウム系の研磨剤成分は、フッ素と組み合わせることで歯の再石灰化を促す効果が期待できるので、虫歯予防を謳った歯磨き粉に多く見られます。

炭酸カルシウムは、製造する過程によって重質・軽質などの違いがあります。

何れの場合でも、リン酸カルシウム系研磨剤に比べて安価に入手できる、コストパフォーマンスに優れた歯磨き粉の原料なのだそうです。

このため比較的安価なプライベートブランドの歯磨き粉や、前述の虫歯予防の歯磨き粉など多くの製品に使われています。



シリカ系(主に、無水シリカ)の歯磨き粉原料は、粒子の大きさや物性を製造の過程で様々に調整する事が出来ます。

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歯磨きでインフルエンザ予防

近年のインフルエンザは冬の流行するシーズンだけでなく、豚インフルエンザや鳥インフルエンザのように、予想だにしていない時期でも話題にのぼる事もありますね。

ニュースをはじめ、NHKの「ためしてガッテン」などの人気番組でもインフルエンザの予防や日常対策について特番を組んだりしています。

新種のインフルエンザだとワクチン接種も出来ず、病院でも治療の難しい状況に陥るほど恐ろしいケースも出かねない事からも関心の注がれるのは当然です。

一般的な風邪・インフルエンザ予防で重要なマスク・手洗いに加え、うがいも挙げられますね。



実は“歯磨き”もインフルエンザの予防になる事が知られています。

以前からネットでも過去の事例・データなどを含めた記事などが複数書かれていますが、先に述べた「ためしてガッテン(2009/02/04放送)」でも、歯磨き指導をされたグループとそうでないグループのインフルエンザ感染率を比較した事例が紹介されていました。

結果は歯磨き指導されたグループのインフルエンザ感染率が、何もしていないグループの10分の1に激減!

ここで重要なのは“歯磨き”もインフルエンザの予防効果があるという事と、それは“歯磨き指導”されて正しくきちんと歯を磨いた結果だということ。

要は口の中(口腔内)を清潔に保つこと。

歯磨きをしなかったり中途半端だったりして、結果としてできる歯垢や歯石・虫歯や歯周病は、全て原因に口腔内のバイ菌(細菌)が絡みます。


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音波歯ブラシと超音波歯ブラシの比較

乾電池や充電タイプなど、電気で動作する歯ブラシは3種類。

・電動歯ブラシ
・音波歯ブラシ
・超音波歯ブラシ

があります。

広い意味では全て電動歯ブラシですが、歯ブラシの商品選びをする際、この違いを理解しておくのは重要です。



電動歯ブラシは、ブラシ自体をモーターで機械的に動くようにしたもの。

動作は、ブラシ毛束のヘッドを上下振動や回転させるもの、それらを組み合わせたタイプなどがあります。

基本的には手を動かさずに、歯を磨ける機能を付与したものです。

市販で比較的安価(概ね3,000円以下)で手に入るのが電動歯ブラシ。

替えブラシの無い使い捨てがあるのもこのタイプです。

電化製品として、それなりの価格帯の歯ブラシの多くは、音波歯ブラシと超音波歯ブラシ。

言ってみれば上位機種の歯ブラシ。

多くは音波タイプの歯ブラシです。


音波歯ブラシや超音波歯ブラシは、目に見えない音波レベルの振動(ソニック振動)で、使った感じは歯ブラシのヘッドが動かないで、毛先だけが振動するイメージです。

目に見えないけど、耳に聞こえる程度の振動を音波(16~20,000Hz)。

超音波は、耳にも聞こえない程の高速の振動数(20,000Hz以上)を指します。



【音波歯ブラシ】

ドルツ(パナソニック)、ソニッケアー(フィリップス)、GUM:ガム(サンスター)などが有名ですね。

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