不眠解消

現代のストレス社会において不眠に悩まされている人はたくさんいます。不眠には様々な症状と要因があり、これらをどのように解消していけばいいのか考えていきましょう。

不眠解消に大切な枕

不眠症の解消方法のひとつとして、眠りやすい環境作りが挙げられます。
熟睡するためには寝ているときに体に負担の少ない姿勢でいることが大事です。
人間の体は連動しています。
首の位置や角度によって背骨全体の位置が決まるのです。
脳から通る神経は脊髄へ脊髄から体全体へとつながっています。
体が良い状態ならば、その連携が各器官を健康に、そして体全体を健康にしようと働くのです。
ですから枕ひとつとっても、自分にあった快適なもの、正しい姿勢を維持できるものを使用することが熟睡を招くのです。
どのようにして選べばいいのかみてみましょう。

まずは枕選びの方法です。
枕は自分にあった高さ、硬さのいいものを使用しないと不眠だけではなく肩こりや頭痛などの原因にもなります。
枕は頭が極力楽な状況、つまり普段の立っているときに近い姿勢、頭や首の状況を維持できるものがいいのです。

のどをしめつけずに楽に左右に首を寝返りさせられる高さがベストです。
高すぎると首の骨を圧迫して、首や肩を痛めます。
やわらかすぎる枕で頭が沈み込んでしまうものはよくありません。
寝ている姿勢が悪く、首に負担がかかり血液循環が悪くなります。
低反発枕は適度な硬さで頭の形状を保って首を支えるので体が楽でよいと思います。

また放熱性も大事なポイントです。
枕に熱がこもると頭部が熱く感じて熟睡できません。
放熱性に優れて、寝ている間にかく汗を吸収してくれる吸水性も大事なポイントです。
最近出ているお茶枕や竹炭枕などはこれらに優れたものだと思います。
このようなことを踏まえてまずは自分だけの枕を探してみましょう。

不眠解消に大切な布団

次に不眠を解消する環境作りとして布団選びも重要なポイントです。
体にストレスのかからない環境つくりを目指しましょう。
敷き布団は体を支える大事な役割を果たしています。
ですから腰痛、血行、快眠などに大きく影響します。

敷き布団選びのポイントとしては、仰向けに寝て体が軽いS字になる状態が良いです。
人間の体は立ったときに緩やかなS字型を描くのです。
自然の背骨のカーブを保持できるものがいいのです。
肩やお尻等の沈みこみやすい部分を適度に支えてくれると腰痛なども防げます。
やわらかすぎる敷き布団だと、体が沈みこんで腰に負担をかけてしまいます。
逆に硬すぎても体の血行が悪くなってしまうのでよくありません。
横になって眠るときからだの力を自然に抜ける感じがいいのです。
昼間使った全身の筋肉を休めてリラックスできることが大事なのです。

寝ている間に寝返りを何度かうつと思います。
その際に体が大きく沈みすぎないことが重要です。
どの程度布団やマットレスで体を支えられるかにより寝心地や安眠感が違います。

ベッドのマットレスの場合も敷き布団と同様の条件です。
硬すぎず柔らかすぎず体が自然なS字型体勢をとれるものを選びます。
ベッドの場合はさらにベッド幅も重要です。
最低90cm幅はないと寝返りをうったときにベッドから落ちてしまいます。
理想は両手を広げたくらいの幅です。
これだけあれば安心してぐっすり眠れます。

このようなことに気をつけて、自分にあった布団でぐっすりと眠れる環境を作りましょう。

不眠解消に大切な寝室環境

寝室の環境を整えることも大事な安眠のためのポイントです。
毎日長い時間を過ごす寝室は心身ともにリラックスできる部屋作りをしましょう。
部屋のカーテンを変えたり、インテリアを変えたりするだけでも雰囲気や気分は変わります。
リラックスして眠るための工夫の余地は意外にたくさんあるものです。

人は明るすぎたり周囲がうるさいと脳が刺激されて眠れなくなります。
夜間あたりが静かになると小さい音でも気になるものです。
物音が気になる場合は、カーテンを防音カーテンにまた窓を二重サッシにしてみるなどの対策を行うとよいでしょう。
明るさが気になる場合は、カーテンを遮光カーテンにしましょう。

部屋の温度についても暑すぎても寒すぎても快適な眠りは訪れません。
快適な寝室の温度と湿度について考えてみます。
理想的な室温は夏が25℃で冬は15℃、湿度は50%です。
寝床の快適温度は約33℃、湿度は約50%です。
寝ている人の体温や発汗により実際の寝床温度はわかりません。
そのため実際の寝床内の温度は布団や毛布の枚数や寝巻きによる微調整をします。
エアコンを使用する際の温度は冷房は25℃~28℃、暖房は18℃~22℃です。
夏場はエアコンの風が体に直接あたらないように調節し、冬場は乾燥しないように加湿器などで加湿するとよいでしょう。
適度な換気も有効です。

このように少しの工夫で安眠のための快適な環境を作ることができます。
寝室の空間を自分の落ち着ける空間に変えてみてはいかがでしょうか。
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