エルコ圧着工具

エルコ圧着工具とは、京セラエルコ社から販売されている工具・ツールで圧着端子いわゆるコネクタと電線をくっつけ固定するものです。くっつけた部分の可動が少ないので、使い方や扱いは簡単ですが、メンテナンスや校正は必ず必要となります。エルコ圧着工具が一番有名ですが、それ以外にも日本圧着端子、アンプ、イズミ、ロブスター、モレックスなどからも製造販売されています。購入する前に、いろいろと比較検討してみるとよいかもしれませんね。

エルコ圧着工具とその他メーカー

エルコ圧着工具だけでなく、その他メーカーはたくさんあります。日本圧着端子、アンプ、ロブスター、イズミ、モレックス、ニチフ、カクタス、タイコ、ヒロセ、マーベル、日本航空電子、ホーザン、カナレなどが主な製造販売メーカーです。その中でも、圧着端子そのものを造っているメーカーと、いろいろな工具を造っているメーカーとがあります。そしてメーカーにより、圧着工具の名称もそれぞれ変わってきたりします。事前によく調べておいたほうが良いでしょう。
エルコ圧着工具も他のメーカーもそれぞれ呼び名が違います。例えばエルコの場合は手動圧着工具といいますが、他はハンドプレス、クランプツール、クランピングツールと呼ぶところもあります。比較検討する場合は、それぞれの名称をよく把握しておく必要がありますね。

エルコ圧着工具の使い方

エルコ圧着工具の使い方は、A、B、Cの3タイプがあります。最も使われるのがタイプCのようなのでそれについてご説明しましょう。
まず、電線のサイズと工具の番号を確認します。これが一致していないと、しっかりと圧着しないということがおきるからです。次に、持ち手を広がる方に開く。これはしっかりと止まるところまで行いましょう。次に、ネスト部分に圧着端子を差し込みます。そして、剥き出しの銅線の先がネストに当たるまで差し込みます。持ち手をラチェット機能が解除されるまで閉じます。圧着端子と銅線を取り外し、出来上がりをチェックします。これで終了です。
エルコ圧着工具の使い方は、使う目的に合ったタイプで必ず行いましょう。そうしないと、思わぬ不具合のもとになってしまいますよ。

エルコ圧着工具の校正やメンテナンス

エルコ圧着工具の校正やメンテナンスは、1年のうちに1~2回必要とされています。これは、メーカーによる定期点検の範囲なので必ず行いましょう。これにより、圧着不良が前もって防げるだけでなく、圧着性能が落ちていないか確かめることが出来ます。メーカーによる定期点検にパスすると、検査後に点検実施年月が記入されたシールが貼られます。それには、検査内容やそれによる成績証を意味する結果も書かれています。
エルコ圧着工具の校正やメンテナンスを定期点検以外に行う場合は、クリンプハイトゲージという限界ゲージを使うと、圧着工具の支店部やダイス部の摩れ、緩みを検査することが出来るそうです。点検方法は、ハンドル部分をつかみながら圧着工具のダイス先端がくっつくようにし、サイズに合う限界ゲージを差し込みます。Aの通が入り、尚且つBの止が入らなけれ合格になります。このように、点検には随時気を配るようにしていかないといけません。
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