暴落

暴落という言葉は、よく使いますが、暴落を定義したものはありません。このブログは、あまり研究されていない暴落について調べた貴重なものです。

サブプライム・ショック時の暴落状況

 2007年8月16日に、株、為替、商品が大暴落しました。いわゆるサブプライム・ショックです。この1ヶ月ほど前の7月11日に開催された「日刊デリバティブ ジャパン創刊3周年記念講演」で、豊島逸夫氏が、この夏にサブプライム問題によってクラッシ(暴落)が起きる可能性が高いということを語ってくれました。結果から見ると、まさに豊島氏の言った通り、暴落が起きてしまいました。

サブプライムショック時の暴落は、7月25日に暴落の第1幕が始まり、最終の暴落となる8月16日の第3幕まで、3段階で下落したことがわかります。私は、サブプライム不安によるクラッシュは、8月13日から8月末までの間に起きると予想していました。当初の予想通りになりました。ところが、7月25日の第一幕で、それほど下げなかったことから、これは商品にまで波及しないのではないのかと考えていたのですが、最後の最後に、商品価格の下落にまで波及し、大暴落になってしまったのです。

暴落の定義

 暴落の定義について調べてみると、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の株価大暴落に、次のように説明されていました。「暴落を数値化した定義はまだないが、数日間で市場平均株価の変動率が2ケタの低下をみせる場合が一般的である。暴落はパニック売りと突然且つ劇的な株価低下により下げ相場とは区別されるのが普通である。下げ相場は数ヶ月から数年単位でみられる市場株価の低下である。それに対し暴落は下げ相場と結び付けられることが多いが、必ずしも下げ相場を伴うわけではない。例えば1987年の暴落は下げ相場には結び付かなかった。また日本の日経平均株価にみる1990年代の下げ相場はこれといった暴落もなく数年間続いた。」

 この説明を読むと、暴落の定義を数値的に定義したものはないということなので、感覚的に暴落という言葉が使われるという現状は、とても自然なことだと言うことが分かりました。しかし、やはり暴落というのは、ハッキリと数値で定義しておいた方がいいですよね。こんな研究は、大学でもしていないのでしょうか?経済学部あたりでやっていそうですが、どなたかご存知の方がいれば教えてください。

暴落とは

 「暴落」というのは、どのような状況になることなのかを知りたくて、かインターネットで「暴落」の意味、定義について調べてみました。すると、「暴落とは相場ないし、ある銘柄の株価が一気に大幅に下がることを言う。株価は、悪材料の噴出などによって大幅に下落することがある。その材料の中身が衝撃的であればあるほど、株価は大きく値を下げる。」と説明されていました。これでは、何のことだかよく分かりませんね。感覚的に大きく下げることを暴落と言うということが分かった程度です。

 日本の場合、株でも商品の先物取引でも、「値幅制限」と言って、一定水準以上、値段が値下がりしないように、値動きに制限が設けられています。値幅制限一杯まで値下がりした状態のことを「ストップ安」と言います。ストップ安が暴落だと言う人もいれば、そんなレベルじゃないよという人もたくさんいると思います。私も、ストップ安程度の下げ方ではなく、もっと大幅に下落し、その下落が何日も続くような下げ方が暴落だと考えています。
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