ボルト寸法

ボルトの寸法は、日本工業規格いわゆるJIS規格で正確にサイズが決められています。ボルトの中でもよく知られている六角ボルトは、ナットと組み合わせることにより、トルクレンチやメガネレンチなどの工具を使って締め付けて取り付け可能となります。このボルトとナットの組み合わせにあった工具を使わないと、適切な締め付けが出来なくなります。これは大変危険です。ボルトの寸法を確かめ、適切な工具を使うことにより初めてその力が発揮されます。寸法にもいろいろありますが、選ぶ時はピッチ、有効面積、有効径や谷径、リード角などあらゆる面から見て適当なものを選びましょう。

ボルトの寸法と工具

ボルトの寸法と工具はお互いきちんとあったものを使いましょう。これはJIS規格でしっかり決められているので、きちんと確認すれば分かることです。これを怠ると、安全であるべきものが安全ではなくなるので、安易に考えたりせずしっかり確認することを忘れずに行いましょう。
ボルトの寸法に合わせて工具を使う場合、工具にもいろいろあります。
手動式にはソケットレンチ、スパナ、メガネレンチ、ヘキサゴンレンチソケットなどがあります。
動力式には電動パワーレンチ、インパクトレンチ、ダイナミックレンチがあります。
トルク方式にはトルクレンチ、シャーレンチ、シャーランナーなどがあります。
使うボルトとナットの組み合わせにより使う工具もバラバラです。よく確認してから使いましょう。

ボルトの寸法と種類

ボルトの寸法と種類にはいろいろあります。それらをいくつかご紹介しましょう。
●六角ボルト:一番知られているボルト。山の部分が六角形をしており、トルクレンチやメガネレンチ、スパナなどで締付ける。
●座金組込六角ボルト:俗にワッシャーと呼ばれる座金が六角ボルトに組み込まれているもの。
●六角穴付きボルト:キャップボルトととも呼ばれ、円柱をしたボルトの山に六角形の穴が開いていて、そこに六角棒のスパナを入れ込んで締付ける。
●ボタンキャップボルト:俗にべボルトと呼ばれている。半球の円柱ネジの山の部分に六角形の穴が開いている。
●アイボルト:山の部分に輪っかが付けられている。そこにはフックをかけたりロープを通したりする。
●Uボルト:U字型に加工されたボルトで、両端がネジ切られている。
●蝶ボルト:山の部分が蝶に似ている。手で簡単に扱える。
●アジャストボルト:山がお皿のような形をしていて、樹脂やゴムのインサート成型が施されいてる。
●アンカーボルト:主に天井や壁などのコンクリ部分に埋め込んで使う。
●羽子板ボルト:穴の開いた金属の板がボルトに付いている。
●スタッドボルト:両端がネジ切られている。
●六角穴付留めネジ:俗にイモネジと呼ばれている。
ボルトの寸法と種類はいろいろありますが、適切な場所に適切なボルトを使い、適切な工具を使うことを心がけて下さい。

ボルトの寸法とJIS規格

ボルトの寸法はJIS規格、いわゆる日本工業規格で厳しく決められています。例えばM1~M16やM18~M64などの数字やアルファベットがそうです。他にも決められた項目があるのでそれらをいくつかご紹介しましょう。
●ピッチ:ネジ山とねじ山の距離を指す。これはPという記号で表す。
●有効断面積:ネジ部の応力計算として使う。
●有効径:外径と谷径の中間の距離を指す。
●谷径:ネジの底に接する円筒の直径を指す。
●リード角:ネジ山のつるまき線とその直線状の1点を通るネジの軸に対して直角な平面とが作る角度を指す。
以上の他に、更に細かく分けられているものもあります。
ボルトの寸法は、JIS規格で決められているので、自分が使おうとしているボルトやナットの寸法をしっかり確かめ、適切な使い方をしましょう。
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