媚薬

媚薬とは、性的興奮を高める作用を持つ薬です。媚薬の歴史や効能、成分など、媚薬のまつわるお話なども紹介しています。

媚薬と言われているもの

 植物、動物由来の食品・調味料などで媚薬と呼ばれるもの

1.リンゴ、ザクロ
 ジョルジュ・デビュー他著『愛とセクシュアリテの歴史』にリンゴとザクロを用いた古代バビロニアの性愛の呪法が紹介されています。

2.イチジク
 ギリシャ・ローマ時代には国の豊かさの象徴とされ、媚薬とされていました。

3.タマネギ
 『カーマ・スートラ』などで媚薬として紹介されています。

4.イラクサ
 ペトロニウス著『サテュリコン』で媚薬として紹介されています。

5.トリュフ
 世界三大珍味の一つで、強壮作用があると信じられたキノコの一種です。

6.卵、チーズ
 栄養価の高い食品は強壮剤として用いられていました。

7.甘草、カズラ、サトウキビ
 糖分の取れる食材は強精薬として用いられていました。

8.ナマコ、牡蠣、ニンニク
 精のつく食品として紹介され強壮にも効果があるとされていました。

9.動物の生殖器
 オットセイのペニスやウシ、ヒツジの睾丸などが精力増強作用があるとされていました。

10.蜂蜜酒
 強壮剤として民間伝承されています。

11.サフラン
 調味料として、媚薬として重宝されていました。

12.カカオ、コーヒー
 チョコレートやココア、コーヒーが催淫効果があるとされています。

13.コショウ、チョウセンアサガオ
 『カーマ・スートラ』によれば男性に、これらを混ぜた蜂蜜を塗り交合すれば思い通りに女性を恍惚とさせられるそうです。

14.アルコール
 リキュールや葡萄酒などですが、多量に摂ると逆効果になります。

15.バニラ
 少量ですが男性フェロモンと同じ成分が含まれています。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に記載されている媚薬の内容の一部を引用しています。

媚薬の分類

1.性欲を高める薬
 媚薬の中でも性欲を高める薬です。主に男性の精力減退の治療に用いられています。フィクションの世界では、女性向けの媚薬として用いられることもしばしばであるようです。

2.男性機能改善薬
 媚薬の中でヨヒンビンやストリキニーネなど、男性機能を高める作用を持つ薬です。市販の媚薬として、バイアグラが有名です。

3.刺激性物質
 媚薬の中で、経口摂取、または注射により尿内に残留し、尿路から男性を刺激する。多量に摂ると、毒になる物質に、この作用が見られることがあります。

4.性ホルモン剤
 媚薬の中で、ステロイドホルモン製剤の一部に、男性機能の発達を促す作用があり、性欲増進に効果があるとされています。

5.民間の伝承薬
 媚薬の中で、漢方薬や生薬といった、口伝や経験則によって効能や有効成分が認められている薬です。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に記載されている媚薬の内容の一部を引用しています。

媚薬とは

 媚薬とは、性的興奮を高める作用を持つ薬の総称です。媚薬の歴史は古く、精力の付く薬のことを媚薬と言ったり、精力がつく食品のことを媚薬と言ったりしていました。

 フィクションの分野では魔法の薬のように、人間の精神に作用し、恋愛感情を自在に操ることができる薬を媚薬と呼ぶこともあります。媚薬とよばれるような薬の作用は、個人差が大きく、効果も個人の認識によって大きな差があるようです。

 精神を自由に操ることができるような効果がある薬は実用化されていません。媚薬と呼ばれる惚れ薬は、架空の薬だと考えていいと思います。


 歴史的には、食用となる野菜や果物、獣肉等の産地、知識が偏っていた前近代において、刺激性物質の入っている食材が媚薬とされることが多く、タマネギなど現代では一般的な食材も過去には媚薬扱いされていました。当時の人々には、刺激性物質や化学物質が少なかったために、薬効が顕在化しやすかったと考えられています。

 また、一種の思い込みでであるプラシーボ効果によって、珍しい果実や食材に媚薬効果があるというふれこみで輸入・販売されることも多かったようです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に記載されている媚薬の内容の一部を引用しています。
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