あざ

あざやしみ、ほくろなどがレーザー医療の発達によって、簡単に治療できるようになりました。あざやしみ、ほくろなどの治療法を紹介するブログです。

あざやしみが消えるしくみ

 あざやしみなどの治療に使われるレーザーにはいろいろな波長のものがあり、それぞれ吸収される色が違います。青あざ、茶あざ、黒あざなどの色素性皮膚病変はメラニンが、赤あざは血管が、それぞれ異常に多くなった状態です。血管が異常に増えると、その中に存在する赤血球のヘモグロビンのために赤く見えるので、赤あざと言われています。医学的には、血管腫です。

 あざやしみなどがある箇所のメラニン、ヘモグロビンに選択的に吸収される波長のレーザーを照射すれば、あざやしみなどがある組織だけに光エネルギーを集中させることができます。あざやしみなどそれぞれの皮膚病変に適した波長が分かっています。

 メラニンは黒い色素なので、可視光線であればどの波長の光でも吸収します。メラニンによる色素性皮膚病変には、色素の深さに合わせて、皮膚の浅いところにある黒んら褐色のあざには短い波長の光、深いところにある青あざには長い波長の光を使用します。

 あざやしみなどのレーザー治療では、照射時間およびエネルギーをどれくらいにするかが重要です。SPの条件を満たしたレーザー光は、目的とする色素だけに吸収され、その細胞を選んで破壊します。色素を持った細胞を壊した熱エネルギーは、周囲の細胞や組織に広がらないため、正常な細胞にまでやけどを負わせることはありません。

あざ・しみ・ほくろは治る!

 あざ・ほくろは生まれつき、または生まれてからできますが、どちらにしろ、あざは母体内でからだが形成される時に細胞の一部が変異し、それが目に見える形で現れたものです。その原因は、未だ分かっていません。予防の方法もありません。しかし、例外を除いて遺伝することはありません。

 あざ・しみ・ほくろのように、体の一部の変調が他の部分の色と違うという異常に対して、効果的な治療法がありませんでした。あざ・しみ・ほくろの治療法として、自分の体の別の部分から皮膚を移植するという方法がありましたが、経済的・身体的負担が大きい割りに、移植した皮膚との微妙な色調の差があるために、あざ・しみ・ほくろの最善の治療法にはなりませでした。

 また、あざ・しみ・ほくろが治らなくても命に別状はないこともあり、医師に「治らないから、あきらめなさい!」と言われることもありました。しかし、本人や家族にとって、あざやしみをそのままにして生活を続けることは、とてもつらいことです。

 しかし、最近になって、あざ・しみ・ほくろの治療法として、レーザー療法、特にパルスレーザーによって皮膚の色だけを取り除く方法が急速に発展してきました。あきらめるしかなかったあざの多くが、この技術によって治るようになり、多くの人に喜ばれています。

あざ・しみ・ほくろとは?

 あざやほくろは、「皮膚の色や形の部分的な異常」で、医学的には「母班」と言います。しみは、中年以降にできる皮膚の色の異常です。したがって、あざ・ほくろとしみは根本的に違います。

 あざやほくろなどの母斑は、ほとんどが生まれつきのものですが、生後しばらくしてからできるあざ・ほくろもあります。また、大人になってから現れるあざ・ほくろもあります。


 あざ・ほくろがしみとは違うことを理解してもらうためには、皮膚の構造を知る必要があります。皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下脂肪からできていて、その下に筋肉や骨が付着しています。表皮には血管はありませんが、真皮、皮下脂肪には血管が存在し、表皮の最下層にはメラニンを作るメラノサイトという細胞があります。

 皮膚の色は、皮膚を流れている血液の赤色と表皮に存在するメラニンという色素の黒色によって決まります。黒人の皮膚はメラニンが多いので黒く見え、白人はメラニンが少ないので白く見えるのです。日本人などの黄色人種は、黒人と白人の中間です。

 日焼けは、日光(紫外線)の刺激によって、皮膚に一時的にメラニンが大量にできることによって起こります。健康な肌では、メラニンと赤血球の赤い色が均一に分布していますが、病的にムラになって、皮膚の色調が変化することがあります。これがあざです。ですから、あざ・ほくろの治療としみの治療では、当然その治療方法が違います。
<<  December,2009  
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • RSS
  • s-comu.